夫婦円満の秘訣?

私は2012年に結婚したので、結婚生活はこのブログを書いている現在で7年目に突入しています。

7年という月日は決して短いものではないですが、結婚X年目という単位としてはまだまだヒヨッコというか、全然大したことないかなと思っています。思ってはいるのですが、まわりからは結構仲のいい夫婦に見えているようで、「どうすればそんなにいつも仲良く居られるんですか?すごいですね!秘訣を教えてください!」的なことを言われます。

 

 

 

 

そんなものはない。

かの浜崎あゆみはよくぞ歌ってくれましたよ。

まるで全ての〜ことがうま〜くいっている〜かのように〜見えるよね〜♪

♪真実は〜二人しかしら〜ない〜♪

 

 

 

 

 

 

 

でもまあ一応自分なりに考えている事はあるので書いてみます。

 

大事なのは一つ。

 

「ありがとう」と言う。

 

 

簡単ですよね?ぜひ実践してください。

まあこれだけだと本当によくある話で終わってしまうので、ここから本題です。

”ありがとう”と言う言葉にはかなりのパワーが有ります。またそのパワーを最大限に発揮することができると、かなり有効な”ありがとう”にすることができます。ただ闇雲にありがとうありがとうと連呼していては効果は薄いです。然るべきタイミングで、正しい熱量で伝えることで効果を発揮します。

 

まず、英語圏の文化のことを知っていればご存じだとは思いますが、”ありがとう”単体ではあまり使いません。大体の場合「○○してくれてありがとう!」となります。細かいことですが、ただのありがとうと比べるとかなり印象が違います。お互いの行動、意識が噛み合ってる感じがしてきます。例えば、自分が外出中に奥さんが洗濯と掃除をしてくれたら「洗濯と掃除をしてくれてありがとう!」となります。若干くどく感じるかも知れませんが慣れます。最悪、「ありがとう」「ん?何が?」「洗濯と掃除」でもいいです。

 

ここで非常に重要になってくるのが”他人に期待しない”と言う考え方です。まず夫婦といえど究極的に他人であることを理解しましょう。前にもツイートしましたが、他人への期待なんてものは単純にエゴです。無駄どころかその考え方は障害になります。すぐにやめましょう。この考え方の素晴らしいところは、予期せず起こったこと全てがポジティブに働きます。

例えば、帰ったらやろうと思っていた洗濯と掃除が自分の外出中にやってくれていた場合と、外出中にやっててほしいなと思って帰宅したら掃除も洗濯も手つかずのパターン。これほど分かりやすいものはないですね。”やっててほしい”ってなんすかって感じ。もちろん、外出中にやっておくと言う明確な取決めがあれば話しは別ですがそうでない場合はおこがましいにも程がある。これ、前者の場合は自然と「洗濯と掃除ありがとう」が出てきますよね?後者の場合はおそらくケンカになるのではないかと。

これは割と極端な例ですが実際はだいたい毎日がこんな感じの連続です。妙な期待をしなければ、自然と”ありがとう”が出てくるはずです。また同じように”「ありがとう」と言われる期待をしない”ことも重要です。見返りを求めて行動するのは結局のところ期待しているのと同じです。全ての行動は自分のためにしましょう。洗濯物がたまってきたから洗濯をする、食材が無くなってきたから買い物をする、自分のためです。それが自分のためであり、同時にパートナーのためにもなることであればなおよしと言うだけです。対象をパートナーに限定するのはあまりオススメしません。〇〇のために××を作ってあげよう、△△を買ってあげよう、これらは危険です。もちろんうまくハマればそれでいいですが、特に結婚前のカップルだとされた方が増長しやすいです(だいたい男性)。そして女性は見返りを期待するわけですから悪循環になります。またそういったActionがパートナーの求めていたものと異なる可能性も充分に考えられ、そういった場合も危険です。

 

 

 

ここまで読んでいただけたらだいたいお分かりかと思いますが、この話は別に夫婦に限った話ではありません。日常生活においても充分に活用いただけるかと思います。会社とか学校とかでどんどん使ってみてください。きっといろんなことが上手く運ぶと思います。

冒頭に”闇雲にありがとうって言っても効果は薄い”って書きましたけど、言わないよりはよっぽどいいです。「言わなくてもわかるでしょ」と言うのは最も危険な思想です。自分以外は他人です。なので自分が思っている以上に、自分の意思は全くと言っていいほど他者に伝わってません。そう言ったところから妙な誤解が生まれたりして、ややこしいことになります。

口に出す、Outputすると言うのは極めて重要です。

 

だんだん話が膨らんできちゃいました。こうなってくると「ありがとう」の話とずれてくるので、またの機会に取っておきます。

ちゃんと声に出して言いましょうね。

 

「読んでくれてありがとうございました。」